月光宿る地
F100号 黄金背景テンペラ 背景には銀箔を腐食させ漆黒の夜を表現した。赤い農機具はここ数年描いている佐久の牧場に放置されたもの。佐久を訪れたのは数年前の12月29日、枯野、に放射冷却の、澄み渡る空から月光がまぶしく、煌めいて、闇夜に枯野を浮かび上がらせた。画面中央の上部には椿の蜜をついばむ鳥を描いた。これは、自宅の庭にある椿にきた鳥をモチーフにしているが、佐久での取材を終えて、何日も経た時、この鳥を見たことが呼び水となって佐久の月光が心に浮かび上がった。漆黒の闇に浮かび上がる鳥はこの暗く重々しい絵に浮遊感を与えてはいないだろうか。制作年2009年9月
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by yonedakazuhide | 2009-10-09 02:38 | 作品
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